改訂新版 世界大百科事典 「イシュトバーン1世」の意味・わかりやすい解説
イシュトバーン[1世]
István I
生没年:970ころ-1038
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…定住後ハンガリー人は西欧へ進出したが,955年にドイツ王オットー1世の軍に敗れ,以後先住のスラブ人から農耕を学びつつ,ハンガリー盆地での国家建設に努めた。封建国家の形成は10世紀末のアールパード家のゲーザGéza公のときに始められ,その子イシュトバーン世のときに完成した。997年から1038年まで在位した彼は,諸部族を統一し,国内行政組織を整備し,キリスト教を導入して教会組織を固め,統一国家を樹立した。…
…4~9世紀の民族移動期ののち,10世紀にはビホル城を根拠として原住民(ブラフ人とスラブ人)の同盟の長であるメヌモルトMenumorutがこの一帯を支配していたことが年代記に記されている。11世紀初めこの地方を征服したハンガリーのイシュトバーン1世はビハル教区を設置した。それ以後ハンガリー南部とトランシルバニアおよびバナト地方を結ぶ交通の要地として発展し,オラデヤ(現,ビホル県の県都)をはじめいくつかの都市や市場町が現れた。…
※「イシュトバーン1世」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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