イブンアンナディーム(その他表記)Ibn al-Nadīm

改訂新版 世界大百科事典 「イブンアンナディーム」の意味・わかりやすい解説

イブン・アンナディーム
Ibn al-Nadīm
生没年:936ころ-995か998

ナディームとも呼ばれる。988年に完成された《目録の書Kitāb al-fihrist》の著者。バグダードで書籍業を営む父の薫陶で幼少時からアラビア語写本に親しむかたわら,イスラム諸学を修めた。《目録の書》は,988年までにアラビア語で著された書物の総合目録を意図したものであるが,イスラム諸学に限らず,ユダヤ教,キリスト教からマニ教,ヒンドゥー教等にも及び,とくにこれらの部分では文献目録を超え,著者独自の見解が述べられている。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 花田

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む