精選版 日本国語大辞典 「イメージ」の意味・読み・例文・類語
イメージ
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像、表象、心像などの訳語が使われる。記憶しているもの、あるいは、刺激対象が目の前にないときなど思い出してふたたび表現するといった意味をもっている。また、視覚的、聴覚的、触覚的イメージなどのように、知覚対象の再生された直観的な像を意味することもあるが、この場合は、直観的で具体的な知覚像との区別ができにくい。ただ、イメージは知覚像よりは漠然としていて鮮明さを失っているといえよう。
さらに、ある考え、態度、概念などのように、より抽象的な意味で使われる場合もある。たとえば企業イメージというときには、企業に対する態度、期待、総体的な感情的印象などを意味している。とくに商品イメージの場合、イメージとは消費行動への準備状態であり、態度と異なり安定性に乏しく、短期的でなく、意識とも異なり一貫性に欠け、あいまいで情緒的でもあるなど、きわめて複雑な心的特性の複合体である。
このようにイメージは、具体的、実証的な知識によるよりも、直観的・感情的印象によって形成されるものであり、漠然としていながら行動を規定する力が強いといえる。経験的仮説によれば、イメージ(商品)から行動(消費)の予測が可能であるといわれる。
[今井省吾]
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…物体の1点から出た光線束が光学系による反射と屈折を経た後,再び1点で交わるとき,光線束の出る物体の1点を物点,再び交わる1点を像点といい,像点の集まったものを像と呼ぶ。光学系を通過した光線束が実際に1点に集まる場合を実像real image,光線を逆向きに延長したときに1点で交わる場合を虚像virtual imageという。例えば凸レンズによる太陽の像は実像であるが,姿見に映った像は虚像である。実像の位置に感光材料をおけば像を記録できるが,虚像では不可能である。…
…ただし古代の鏡は技術的に稚拙な銅鏡であり,それが映す像もおぼろげであった。像(イマーゴ,イメージ)が映ること自体が驚異であったことは確かだが,同時に映像は実体に劣るものという認識も確立した。プラトンのイデア論はこれを比喩に用いているし,キリスト教神学の基盤となったパウロの教え(《コリント人への第1の手紙》13:12)でも,現世の人間に可能な認識形態はおぼろげな鏡像にすぎぬ,という比喩を立てている。…
…〈ナポレオン〉という知識に〈1769年〉という知識をつけ加えても,彼の誕生の記憶にはならないのである。それでは,再生とは伝統的にいわれてきたようにできごとの〈表象〉や〈心像(イメージ)〉が出現することであろうか。しかしその際,もしそれらが意識の面前にある何ものかを意味するとすれば,そこでわれわれは表象や心像という実在物の現前に立ち会うことはできても,過去にあったできごとを思い起こすことにはならないであろう。…
…マルクスの弁証法的唯物論による歴史の法則的把握も,サルトルのそれに対する実存主義的な補強も,その発展上に現れたものである。
[イメージの回復――合理主義と非合理主義の間]
上述の,合理主義の形式化と内容の回復という問題は,非合理主義irrationalismの問題ともかかわらせてもっと広くとらえなおすと,イメージ(イメージ的全体性)の追放と回復の問題になる。デカルトの合理論哲学は,明証性を真理の基準として,疑わしいものをすべて排除していった。…
…単数あるいは複数の作られたイメージが,いろいろのレベルでの対応関係に基づいて意味することmeaningにかかわっているとき,そのイメージを図像という。したがって図像においては,そのイメージの形式よりは内容のほうが主として問題とされる。…
…しかし,もともとラテン語のrepraesentatioはギリシア語のphantasiaの訳語であり,対象を〈再re現前praesens化〉するという意味であるから,知覚と区別して,再生心像による対象意識,つまり記憶心像や想像心像だけを表象と呼ぶのが普通である。この場合はイメージ(心像)と同義である。心理学ではこの意味の表象として視覚表象だけではなく,聴覚表象,嗅覚表象,運動表象,混合表象をも認めている。…
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