イロコイ連合(読み)いろこいれんごう

世界大百科事典(旧版)内のイロコイ連合の言及

【アメリカ・インディアン】より

…このようにインディアンと白人との関係は,パークマンの言うように〈文明〉の違いというよりは,主として土地奪取を前提とする農業植民地の建設・拡大か,毛皮交易かという植民の経済的動機によって規定された。一方,ニューヨーク北部のイロコイ連合は,18世紀前半,英仏両勢力の対立を利用しつつ中立を保ち領土の保全をはかった。南部のサウス・カロライナ植民地では18世紀初頭以来インディアン奴隷狩りと奴隷貿易がさかんに行われ,そのため部族間の対立と戦争が助長され捕虜の奴隷化が促進された。…

※「イロコイ連合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」