インジウム・アンチモン(その他表記)indium antimonide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インジウム・アンチモン」の意味・わかりやすい解説

インジウム・アンチモン
indium antimonide

III族元素インジウム InとV族元素アンチモン Sbとの化合物で,閃亜鉛鉱型の結晶構造をもつ。化学記号は InSb。やや黄色を帯びた灰色結晶電子移動度室温で 8万cm2/V・s と非常に高いため,ホール素子やこれを用いた無接点スイッチ用材料として用いられている。アンチモン化インジウムとも呼ばれる。 (→III-V族化合物半導体 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む