インナーフォーカス(読み)いんなあふおおかす,いんなーふぉーかす

デジタル大辞泉 「インナーフォーカス」の意味・読み・例文・類語

インナー‐フォーカス(inner focus)

インナーフォーカシング

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

カメラマン写真用語辞典 「インナーフォーカス」の解説

インナーフォーカス

英語の Inner Focus 。とくに オートフォーカス レンズに用いられる技術のひとつ。モーターによってレンズを前後に動かしてピント合わせをするAFレンズは、レンズの重さがフォーカシングスピードを左右する。これを解消するために、比較的大きいレンズで構成される前部は動かさずに、中間部あるいは後部の比較的小さなレンズを動かしてフォーカシングスピードを上げる手法が採られる。これをインナーフォーカス ( インターナルフォーカス あるいは リアフォーカス方式と呼ぶ。  その他にメリットとして、フォーカシングしてもレンズ長が変わらないこと、重心移動が少なくバランスが安定していること、レンズ全体をコンパクトにしやすいこと、レンズ前玉が回転しないために PLフィルター 操作への影響が少ないことなどが挙げられる。

出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android