ウィック(その他表記)Wick

デジタル大辞泉 「ウィック」の意味・読み・例文・類語

ウィック(Wick)

英国スコットランド北部の都市北海に注ぐウィック川河口部に位置する。16世紀末、英国王ジェームズ1世(スコットランド王ジェームズ6世)により、直轄都市となり、近郊にウィック城、シンクレア城などの古城が残る。19世紀に、ニシン漁の基地として発展した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウィック」の意味・わかりやすい解説

ウィック
Wick

イギリススコットランド北部,ハイランド北東部の町。グレートブリテン島北端ジョンオグローツの南約 25kmにあり,北海に注ぐウィック川の最下流部に臨む。空港があり,スコットランド南部などと連絡する。かつてはニシン漁が盛んであったが,今日は吹きガラスなどの軽工業が主産業。人口 7333(2001)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウィック」の意味・わかりやすい解説

ウィック
うぃっく
Wick

イギリス、スコットランド北部の港湾都市グレート・ブリテン島の北端に近く、北海に注ぐウィック川の河口に位置する。人口7681(1991)。北海におけるニシン漁の基地となっている。ニットウエアウイスキー、ガラスなどを産する。オークニー、シェトランド両諸島への空路がある。1589年にスコットランド王の直轄都市となった古い町で、近郊にウィック城、シンクレア城がある。

米田 巌]

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