ウィトト族(読み)うぃととぞく

世界大百科事典内のウィトト族の言及

【衣服】より

…人間が身体を部分的あるいは全体的に覆うために着用するもの。衣服の着用は,人間を動物から分かつことになった重要な文化要素で,食・住と並んで,人類の生活に不可欠な部分である。衣服の目的は時代により地域により実に多様であり,また他の要素と比べて,社会の進歩や変化と共に比較的変わりやすい要素であるために,人類の衣生活はきわめて複雑なものになっている。衣服の多様性を,その起源,機能,使い分けなどからみてゆくことにする。…

【宇宙】より

…北アメリカ南西部の諸民族は地下に数層(ふつう4層)の世界があり,先祖はそれらを次々に上って地上に出たという。ベネズエラのウィトト族の宇宙は5層からなり,それぞれ色が異なる。中央層が人類の住む世界で,最上天はクモに似た超自然的存在が住み,地下には祖先の世界があり,その下の最下層は〈最初の父の住居〉である。…

※「ウィトト族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報