ウェグナー

百科事典マイペディア 「ウェグナー」の意味・わかりやすい解説

ウェグナー

デンマーク家具デザイナー。トゥナー生れ。特に椅子のデザインで知られ,美しいフォルムと座り心地の良さが高次元で融合した名品を作り出した。1947年〈ピーコック・チェア〉,1949年には〈ザ・チェア〉とも呼ばれる〈ラウンド・チェア〉をデザイン。〈ラウンド・チェア〉は,現在でもモダン・デザインの家具の定番とされる。また,1950年の〈ウイッシュボーン・チェア(Yチェア)〉のほか,紐を使った〈フープ・チェア〉(1986年)など多くの家具デザインを手がけた。ウェグナーは木工職人出身のデザイナーであり,その方法論にも作品にも,モダン・デザインとクラフツマンシップが見事に融合されている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む