ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウェストミンスター寺院」の意味・わかりやすい解説
ウェストミンスター寺院
ウェストミンスターじいん
Westminster Abbey
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ロンドンにあるイギリスの戴冠(たいかん)式聖堂。正式名称はCollegiate Church of St. Peter in Westminsterである。創建は7世紀にさかのぼるが、11世紀になってエドワード懺悔(ざんげ)王によって一度再建され、現在の建物はヘンリー3世の発案により、ヘンリー・オブ・レーンズの設計をもとにして1245年に起工、69年に完成、献堂されたもの。しかしその後も増築が繰り返され、西側正面はヘンリー・イエベルの設計により14、15世紀に建立され、ついで1503~12年には後陣にヘンリー7世礼拝堂が増築、最終的に鐘塔が完成したのは1734年のことである。1987年にウェストミンスター宮殿、聖マーガレット教会とともに世界遺産の文化遺産として登録されている(世界文化遺産)。
寺院内部は壁面も床も歴史上の人物の墓碑、記念碑で埋まっている。正面入口を入って最初にあるのがチャーチル記念碑、その左手に労働党指導者アトリー、マクドナルド、ベバンらの記念碑、そのすぐ奥にアフリカ探検家として業績のあったリビングストンの墓がある。中央オルガンの左手は科学者ニュートンの墓碑。翼廊左手にはウィリアム・ピット、グラッドストーンなど往時の宰相が祀(まつ)られ、反対側の一部は通称「詩人のコーナー」とよばれ、チョーサー、ブレイク、ロングフェロー、ブラウニング、バイロンなど、続いてスコット、ヘンデル、キーツ、シェリーといった著名な作家、詩人、音楽家の墓碑群が並んでいる。
[濱谷勝也]
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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