ウォルゼンド(読み)うぉるぜんど(英語表記)Wallsend

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウォルゼンド」の意味・わかりやすい解説

ウォルゼンド
うぉるぜんど
Wallsend

イギリス、イングランド北部、タイン・アンド・ウェア大都市県の小都市。タイン川に沿う。人口4万6200(2002推計)。町の名は、ローマ人が北からの攻撃に備えて築いた壁(walls)「ハドリアヌス長城」の東端end)に位置することに由来する。ウォルゼンド炭の名で知られる石炭産地で、造船業ガラス工業などが盛ん。12世紀起源の教会がある。

井内 昇]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android