出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
…もっとも《七十人訳》の書物の配列は写本によってかなり相違しているが,4世紀の有力な写本(〈バチカン写本〉)では,全体が律法書,歴史書,文学書,預言書の順に4区分されている。 この区分と書物の編成はラテン語訳聖書(《ウルガタ》)に対応しており,これを経由して近代語訳聖書に受け継がれている。したがって今日の旧約聖書の配列は,(1)〈律法書〉5――《創世記》《出エジプト記》《レビ記》《民数記》《申命記》,(2)〈歴史書〉12――《ヨシュア記》《士師記》《ルツ記》《サムエル記》上・下,《列王紀》上・下,《歴代志》上・下,《エズラ記》《ネヘミヤ記》《エステル記》,(3)〈文学書〉5――《ヨブ記》《詩篇》《箴言》《伝道の書》《雅歌》,(4)〈預言書〉17――《イザヤ書》《エレミヤ書》《哀歌》《エゼキエル書》《ダニエル書》《ホセア書》《ヨエル書》《アモス書》《オバデヤ書》《ヨナ書》《ミカ書》《ナホム書》《ハバクク書》《ゼパニヤ書》《ハガイ書》《ゼカリヤ書》《マラキ書》,合計39巻編成である。…
…3世紀になるとアレクサンドリアはキリスト教神学研究のメッカとなった。なお,《ウルガタ》として知られるラテン訳聖書を確定したヒエロニムスは,ローマに教皇図書館を建てるときの立役者となっている。
[中世]
東ゴート族の王テオドリックに仕えたローマ人カッシオドルスは,アレクサンドリアのムセイオンをモデルに大学と図書館とを兼ねたようなものの建設を考えていた。…
…英名ジェロームJerome。《ウルガタ》版ラテン語聖書の翻訳者。アクイレイア近傍のストリドンの出身。…
※「ウルガタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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少子化とは、出生率の低下に伴って、将来の人口が長期的に減少する現象をさす。日本の出生率は、第二次世界大戦後、継続的に低下し、すでに先進国のうちでも低い水準となっている。出生率の低下は、直接には人々の意...
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