ウルミエ

デジタル大辞泉 「ウルミエ」の意味・読み・例文・類語

ウルミエ(Urmê)

オルーミーイェ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版 「ウルミエ」の意味・わかりやすい解説

ウルミエ【Urūmīye】

イラン北西部,西アゼルバイジャン州州都。人口39万6000(1994)。イラン最大のウルミエ湖西岸に位置する(同湖は排水口のない内陸湖のため,季節により面積を異にし,平均湖面面積は6000km2)。標高1337mにあり,近郊オアシス地域で栽培された果物などが集荷される。市の住民は,トルコ人クルド族キリスト教徒からなり,かつてはゾロアスター教徒聖地としても有名であった。市内にはセルジューク朝期に建設された美しい主モスクがあり,教会もある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

百科事典マイペディア 「ウルミエ」の意味・わかりやすい解説

ウルミエ

イラン北西部の都市。オルーミーエとも。標高1332m,ウルミエ湖の近くにあり,肥沃平原の中心である。灌漑(かんがい)によりブドウなどの果実と良質のタバコを産する。タブリーズから湖岸を巡る道路上にある交通要地で,空港もある。一時レザーイエと称した。かつてはゾロアスター教の聖地としても有名。66万7499人(2011)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

推し

他の人にすすめること。また俗に、人にすすめたいほど気に入っている人や物。「推しの主演ドラマ」[補説]アイドルグループの中で最も応援しているメンバーを意味する語「推しメン」が流行したことから、多く、アイ...

推しの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android