精選版 日本国語大辞典 「ウーステッド」の意味・読み・例文・類語
ウーステッド
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イギリス、ノーフォーク県にある地名からとり、ここで始められた毛織物をさしたが、いまは主として男子服に用いられる梳毛(そもう)織物をいう。梳毛織物、毛織物服地の名称としてウーステッドというのは、羊毛の長い部分を使って紡績し、緻密(ちみつ)に織られたもので、仕上げは毛羽(けば)をとり、柄(がら)をはっきりさせるのが普通である。一般に薄地、中肉、厚地の3種に大別される。組織は杉綾(すぎあや)、斜文(しゃもん)、変り織などにより、無地および縞(しま)、格子、霜降りなどに先染めにしたものが多く、ヘアライン、ヘリンボーン、ピンヘッドなど、さまざまの組織や柄があるが、主として春、夏、秋の背広地に多く使われ、婦人服では男仕立てのスーツに用いられることが多い。
[角山幸洋]
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…17世紀にはイギリス,オランダの船舶が地中海へ進出し,イタリアやカタルニャの船をしのぐようになった。とくにイギリスは東・中央ヨーロッパへの毛織物輸出の不振を挽回(ばんかい)するべく,薄手毛織物(ウーステッド)を生産し,これをトルコ市場へと大量に売り込むことに成功した。また,イギリスの東インド会社,オランダの東インド会社による植民地経営によって,アジアの特産品が直接西ヨーロッパにもたらされるようになり,レバント貿易はその役割を終えることになった。…
※「ウーステッド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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