精選版 日本国語大辞典 「エフェソス」の意味・読み・例文・類語
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トルコ、小アジアの西海岸に栄えた古代都市。『新約聖書』ではエペソと書かれる。紀元前11世紀末ごろに建設され、イオニア12都市の一つとして、前6世紀ごろから植民と貿易により発展した。万物流転を説く哲人ヘラクレイトス、詩人カリノスもここから出た。この地に建立されたアルテミス神殿は、古代七不思議の一つに数えられる壮麗な建物であった。ローマ支配下にもアジア州の州都として栄え、紀元後53年から約2年間、使徒パウロがここに滞在して伝道し、教会を建て、『新約聖書』の「コリント書」「ガラテヤ書」を書いた。使徒ヨハネも聖母マリアを伴い、晩年ここに住んだと伝えられている。262年、ゴート人が侵入して市街と神殿を破壊、その後復興したが、昔日の繁栄は回復しなかった。431年エフェソス公会議が開かれ、15世紀後半には一寒村と化し、19世紀後半からオーストリア考古学協会の発掘によって古代の栄えが世に示された。
[秀村欣二]
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…彼女はまた〈青年の養育者〉として共通の職能をもつ女神ヘカテと,さらにはアポロンが太陽神と同一視されるようになったのにともない,月の女神セレネSelēnēと,しばしば混同ないし同一視された。崇拝の中心地はアッティカ地方のブラウロンと小アジアのエフェソスで,ブラウロンのアルテミス神殿には,アガメムノンの娘イフィゲネイアがクリミア半島のタウリスから持ち帰ったと伝える神像がまつられていた。一方,エフェソスには古代の七不思議に数えられる大神殿があり,数多くの乳房をもつアルテミス像がその本尊であった。…
※「エフェソス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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