オキナワギク(読み)おきなわぎく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オキナワギク」の意味・わかりやすい解説

オキナワギク
おきなわぎく / 沖縄菊
[学] Aster miyagii Koidz.

キク科(APG分類:キク科)の多年草。走出枝は細長く、節に根を生じ根出葉を出す。根出葉の柄(え)は長く、葉身は円形ないし倒卵形、長さ6~18ミリメートル、両面とも毛を散生する。茎葉はへら形。花茎は高さ10~30センチメートル。頭花は径2.5センチメートル、白色から淡青色奄美(あまみ)大島徳之島沖縄本島に固有の植物で、海岸岩場に生育する。石灰岩地にはみられない。

[島袋敬一 2022年2月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む