…ビタミンDの抗くる病作用は,1α,25‐(OH)2‐D3によって,腸管からのカルシウム吸収が増大し,骨におけるカルシウムの結晶化(化骨)が骨基質において促進するためと考えられている。また,骨のビタミンK依存性カルシウム結合タンパク質(オステオカルシン)の生合成にも,ビタミンDは関与しているといわれている。オステオカルシンはカルシウム代謝と関連して,骨組織の石灰化になんらかの影響を与えるのではないかと考えられている。…
※「オステオカルシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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