精選版 日本国語大辞典
「オックスフォード」の意味・読み・例文・類語
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デジタル大辞泉
「オックスフォード」の意味・読み・例文・類語
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オックスフォード
oxford
オックスフォードシャーティング oxford shirtingの略。経糸と緯糸を同じ糸数で平織にした綿布,または類似織物をいう。スポーツ服,婦人子供服などに使用する。ほかに黒っぽいグレーの霜降りのフランネルもオックスフォードという。
オックスフォード
Oxford
アメリカ合衆国,ミシシッピ州北部の都市。交易所として発足した。 1837年に町となり,イギリスの大学町にちなんで命名された。 1962年にはミシシッピ大学 (1844創立) への黒人学生の入学許可に関する問題をめぐって暴動が起った。作家 W.フォークナーの旧居がある。人口 9984 (1990) 。
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「オックスフォード」の意味・わかりやすい解説
オックスフォード
(1)綿織物の一種。組織は平織で,経糸(たていと)・緯糸(よこいと)を2〜6本ひきそろえて織った斜子(ななこ)の一種。無地,縞(しま),紋織などがあり,化繊,合繊も用いる。厚地で通気性に富むので男性のシャツやスポーツウェア,夏服地などにする。また布目を利用して刺繍(ししゅう)用布にもする。19世紀末,英国の紡績会社がオックスフォードをはじめケンブリッジ,イェールなどの大学名をつけたシャツ地を売り出したが,現在残るのはオックスフォードのみ。(2)甲部で紐(ひも)を締める型の短靴の総称。17世紀初頭オックスフォードの学生が用いたことから,この名で呼ばれる。鳩目は3〜5対。最も一般的な型である。
→関連項目靴
オックスフォード
英国,ロンドン西北西約80kmにあるオックスフォードシャー州の州都。交通・商業の要地で,オックスフォード大学を中心とする大学都市。印刷,出版,自動車,電気機器などの工業も行われる。10世紀に要塞(ようさい)がつくられ,中世以降のゴシック様式の建築物が多く,〈光塔の町〉といわれる。14万3000人(2001)。
→関連項目テムズ[川]
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世界大百科事典 第2版
「オックスフォード」の意味・わかりやすい解説
オックスフォード【oxford】
平織の変化した斜子(ななこ)織の綿織物。やや地厚で,表面に気孔が多く通気性がある。夏の服地に適するが,すき間があるため,切ったあとほつれやすくやや縫いにくい。柔軟でざっくりした風合いが特徴。夏の男物シャツや女物スーツ,スカート,子ども服など,スポーティでかっちりした服に適し,スポーツウェアなどにも広く利用されている。19世紀の終りにイギリスの紡績会社がオックスフォード,ケンブリッジ,イェール,ハーバードの各大学の名をつけたシャツ地を売り出したが,現在まで残るのはオックスフォードのみといわれている。
オックスフォード【Oxford】
イギリス,イングランド中部,オックスフォードシャーの州都で大学都市。地名は〈牛の渡渉点〉の意。人口13万2000(1993)。石灰岩の丘陵に囲まれた盆地にあり,テムズ川上流部(アイシス川)とチャーウェル川の間の段丘上に位置する。イギリスの学術の中心であると同時に,商業や出版・印刷,自動車,鉄鋼などの工業も発達する。テムズ川上流域の交易中心地として,912年に初めて《アングロ・サクソン年代記》に登場するが,その後しばしばデーン人の侵入を受けた。
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オックスフォード
オーストリアの作曲家ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第92番(1788-1789)。原題《Oxford》。オックスフォード大学における名誉博士号の授与式の際に演奏されたことに由来する。
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