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デジタル大辞泉
「オプション取引」の意味・読み・例文・類語
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百科事典マイペディア
「オプション取引」の意味・わかりやすい解説
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知恵蔵
「オプション取引」の解説
オプション取引
株式・債券・通貨等特定の商品を、将来の一定時点(または一定期間中)にあらかじめ決められた価格で買う権利または売る権利を売買する取引。買う権利をコール・オプション、売る権利をプット・オプションと呼ぶ。オプションの買い手は、売り手に対してオプション料(プレミアム)を支払う。買い手は権利行使により、権利行使価格で商品を入手し(引き渡し)、オプションを行使された側はそれを履行する義務を負う。オプションの満期日にのみ権利行使が認められるオプションを「ヨーロピアン・タイプ」、満期日前であれば常に権利行使が可能なオプションを「アメリカン・タイプ」という。満期日までに権利行使及び反対売買のいずれも行わなかった場合、権利は消滅する。オプションの買い手は、オプション料さえ支払えば無限に利益を得る機会がある一方で、それ以上の損失を被ることはない。逆に売り手は、オプション料を受け取る代わりに無限のリスクを負う。(1)価格変動に伴うリスクを限定しつつ、利益を得るチャンスも残せる、(2)コール、プット及び原証券の組み合わせで様々な投資戦略が可能となる等の利点がある。
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オプションとりひき【オプション取引 option trading】
有価証券そのものを売買する取引ではなく,有価証券を将来の特定の期日にあらかじめ定められた価格で買付けまたは売付けすることが可能な権利を売買する取引。欧米ではすでに制度化されている。〈オプション〉は自由な選択を意味する言葉であるが,ここにいう〈オプション〉は買付けまたは売付けすることのできる選択権付証書のこと。もともと16世紀のオランダでチューリップ球根の売買においてオプション取引が始まった。球根栽培業者は将来の球根収穫時に一定の値段で一定量の球根を引き渡す旨を記したオプションを売り出し,球根取引業者はそのオプションを買うことにより将来の価格ヘッジを行った。
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オプション取引
将来的な価格変動を見込んで、あらかじめ決めておいた特定の価格で通貨や金利を売買する取引形態。買い手側は「権利行使」「転売」「放棄」という3つの選択肢(オプション)を持つことから、こう呼ばれる。例えば、買い手側が2ヵ月後に1ドル110円でドルを買う権利を取得したとする。実際には2ヵ月後の円相場が1ドル120円になっていても、買い手側は当初の取り決め通り、1ドル110円でドルを買える。一方、円相場が1ドル100円に落ち込んでいた場合は権利を放棄できる。その場合、損失はオプション取得時の投資金額だけで済み、リスクを最小限に抑えられるというメリットがある。
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FX用語集
「オプション取引」の解説
オプション取引
オプションとは、ある一定の商品を一定の取引期間内に一定の価格で売買する権利のことを指し、その権利には『コール・オプション(買う権利)』と『プット・オプション(売る権利)』があります。それぞれの権利に対して売買が行なわれ、これをオプション取引と言います。ある商品の価格が上昇すると予測すれば『コール・オプション』の買い、 もしくは『プット・オプション』の売りとなり、逆に価格が下落すると予測すれば 『コール・オプション』の売り、もしくは『プット・オプション』の買いを行ないます。
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オプション取引
オプションとりひき
option
ある特定の金融商品を,一定期間内にあらかじめ定めた価格で買う権利 (コール・オプション) または売る権利 (プット・オプション) を取引すること。これを債券,株式,通貨などに対して現物取引と先物取引に適用することにより,相場変動のリスク・ヘッジ (かけつなぎによるリスクの軽減や防止) が可能となる。いずれの場合も,権利の買い手は売り手に対して,リスク回避のための代価 (オプション・プレミアム) を支払うことになっているため,投資,投機の手段となりうる。
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オプション取引
一定期間中に、株式や債券、為替、農産物などを、ある一定の金額で買う(又は売る)権利を取引すること。買う権利を取引する「コール」と、売る権利を取引売る「プット」があり、少ない資金で大きな取引ができる。
出典 (社)投資信託協会投資信託の用語集について 情報
オプション取引
ある商品を将来の一定の期日にあるいは一定期間内に特定の価格で買う、または売ることができる権利の売買をする取引のことをオプション取引といいます。
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