精選版 日本国語大辞典
「オプトエレクトロニクス」の意味・読み・例文・類語
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デジタル大辞泉
「オプトエレクトロニクス」の意味・読み・例文・類語
オプトエレクトロニクス(optoelectronics)
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「オプトエレクトロニクス」の意味・わかりやすい解説
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世界大百科事典 第2版
「オプトエレクトロニクス」の意味・わかりやすい解説
オプトエレクトロニクス【opto‐electronics】
optical electronicsをちぢめてオプトロニクスoptronicsともいう。オプトエレクトロニクスは,光学と電子工学の境界領域に生まれた新しい学問・技術分野である。光電子工学または光エレクトロニクスと呼ばれることもあり,とくに後者の呼称は一般化する傾向にある。オプトエレクトロニクスをきちんと定義することは,新しい境界領域分野であるためにかなりむずかしいが,一つの考え方として〈電子工学の果たしてきた機能を光学的手段でおきかえる,または光学の果たしてきた機能を電子工学的手段でおきかえるようなデバイスとシステムを対象とする工学の分野〉との定義が提案されている。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
オプトエレクトロニクス
opto-electronics
光学と電子工学の境界領域を包括する技術分野。レーザーの出現により急速に発展した分野で,基本技術,応用ともに理工学の中で広範な広がりを持っている。基本となる技術には,レーザー技術,光導波技術,空間的光制御技術,素子製作のための材料技術などが含まれる。応用分野は光通信,光ディスク・光コンピュータなどの光情報処理,レーザーを応用した計測・加工・医療など,学術・産業のあらゆる分野にまたがっている。
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知恵蔵
「オプトエレクトロニクス」の解説
オプトエレクトロニクス
光と物質の光学的性質をエレクトロニクスと結びつけ、応用する技術や工学。フォトニクスともいう。広義には、固体の各種発光素子、受光素子、固体やガスの各種レーザー、非線形光学素子などの部品、光通信や光を用いた超高速情報処理などの応用機器・システムなどにかかわる技術を総合的にこう呼ぶ。狭義には、このうち部品関連の技術のみを指すこともある。材料は、化合物半導体や光ファイバーが主役を演じる。
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オプトエレクトロニクス
正式社名「株式会社オプトエレクトロニクス」。英文社名「OPTOELECTRONICS CO., LTD.」。電気機器製造業。昭和51年(1976)設立。本社は埼玉県蕨市塚越。バーコードリーダー製造会社。レーザー方式のバーコード読み取り装置でシェアトップクラス。欧米向けに販売網を展開し収益比率も高い。JASDAQ上場。証券コード6664。
出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報
オプトエレクトロニクス
オプティクス(光工学)とエレクトロニクス(電子工学)の合成語で、光電子工学とも呼ばれる。光を電気信号に変換、あるいはその逆に変換して利用する技術工学のこと。この技術は、CDやMOなどの光ディスクの他、光ファイバーを利用した高速通信の技術にも生かされている。
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
世界大百科事典内のオプトエレクトロニクスの言及
【光学器械工業】より
…
[発展史と特質]
光学器械の製造が工業的に確立したのは19世紀後半,ドイツのカール・ツァイス社が光学ガラスの国産化をバックに顕微鏡生産を急増させて以来で,それまではきわめて小規模に望遠鏡,顕微鏡,カメラなどが作られていた。20世紀にはいると光学理論の急速な進展,光学ガラスの多品種化,精密加工技術の進歩により目覚ましい発展を遂げ,後半においてはオプトエレクトロニクス分野(光電素子,レーザー,光学薄膜,光ファイバーなど)が続々と開発され工業化が進められている。光学器械工業の特質としては,(1)光学系の設計には複雑で膨大な計算を必要とすること,(2)光学部品に使われる光学ガラスは多品種で厳密な光学的性能が要求されること,(3)他の工業製品に比べて原材料費が少なく,しかも加工工程が複雑で長いため高い付加価値をもつ工業であること,などがある。…
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