北イタリア、ビチェンツァに現存する世界最初の近代的劇場。ルネサンス後期の大建築家アンドレア・パッラディオにより設計、着工され、その死後、弟子ビンチェンツォ・スカモッツィが1584年に完成した。古代ローマの劇場を模して、その様式を屋内に取り込み、半円形、階段状をなす950の観客席と長方形の舞台を備えた。舞台の背壁には中央に大きなアーチ門を設け、正面および左右の後方に延びる放射状街路、さらにアーチ門の左右に等間隔にそれぞれ後方に開く街路を配し、遠近法に則した奥行のある舞台構造を創造した。古典悲劇の上演を目的として完成されたこの典型的な劇場は、演劇史のみならず、建築史のうえでも画期的な意義をもった。
[赤沢 寛]
日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...
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