カッティング

デジタル大辞泉 「カッティング」の意味・読み・例文・類語

カッティング(cutting)

[名](スル)《カットすることの意》
映画・テレビで、撮影フィルムなどを切りつないで編集すること。
洋裁で、ある形に合わせて布地裁断すること。
テニス・卓球などで、逆回転を与えるようにボールを打つこと。カット。
髪を切って形を整えること。
謄写版原紙鉄筆で文字などを書き込むこと。
レコード盤音溝をつけること。
CD・DVD・ブルーレイディスクなどの光ディスク原盤を作成する際、レーザー光でディスク表面に信号を記録するための凹凸を刻むこと。

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精選版 日本国語大辞典 「カッティング」の意味・読み・例文・類語

カッティング

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] cutting )
  2. 一部を切ること。
    1. (イ) 切り取ったり、削り取ったりすること。また、切り取られたもの。〔外来語辞典(1914)〕
    2. (ロ) 洋裁で、生地を型紙に合わせて切ること。裁断。
      1. [初出の実例]「裾長袖長の不思議なカッチング」(出典:浮世酒場(1936)〈獅子文六〉三)
  3. 髪の毛を切って整えること。
    1. [初出の実例]「尖端的な、あまりに尖端的な、親子三人揃つて同型の断髪(カッチング)」(出典:人生漫画帖(1932)〈大日本雄弁会講談社編〉現代病診断・坊主)
  4. スポーツなどの用語。切るような動作をいう。
    1. (イ) テニス、卓球、ゴルフなどで、球を斜めに切るように打つこと。カット。
    2. (ロ) フェンシングサーブルで、相手の剣を切るように払って切り込むこと。
    3. (ハ) ダンスで、ジャンプしたとき、片方の足を他の足に、切るように打ちつけること。
  5. 映画で、撮影したフィルムを編集すること。〔アルス新語辞典(1930)〕
  6. レコード盤に、カッティングマシンで音溝をつけること。
  7. 謄写版の原紙をやすりの上におき、鉄筆で文字等を刻みこむこと。

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栄養・生化学辞典 「カッティング」の解説

カッティング

 肉を切断することで,チョップドミート原料とする製品製造で重要な工程

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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