ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カブウェ人」の意味・わかりやすい解説
カブウェ人
カブウェじん
Kabwe man
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アフリカの旧人を代表する化石人類。以前はローデシア人Rhodesian manとよばれた。1921年ザンビア(北ローデシア)、カブウェのブロークン・ヒル鉱山で鉱山労働者が頭骨や四肢骨を発見した。頭骨の骨は厚く眼窩(がんか)上隆起はきわめて強大で、前頭骨は強く傾斜し、外後頭隆起の突出も著しい。顔面、そして口蓋(こうがい)はきわめて大きい。しかし、脳容積は1300ミリリットルで、旧人としてはやや小さめである。四肢骨は華奢(きゃしゃ)で現代人に近い。上部更新世(洪積世)のガンブリアン期に属し、4万年前(放射性炭素法による)に生存したジャワのソロ人によく似ているといわれる。ホモ・ローデシエンシスとよばれたこともある。なお、その歯には数多くのむし歯が発見されているが、化石人類としてはきわめて珍しい。
[香原志勢]
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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