カリ流紋岩(読み)カリりゅうもんがん(その他表記)kalirhyolite

岩石学辞典 「カリ流紋岩」の解説

カリ流紋岩

カリ長石に富み斜長石は少量か全く含まれない流紋岩に提案された名称[Johannsen : 1920].同様の岩石に提案されたオルソ流紋岩(orthorhyolite)という名称は廃棄された.カリ流紋岩はpotash-rhyoliteと同意語ではなく,この中には石英パンテレリア岩(quartz-pantellerite),コメンド岩(comendite),石英ケラトファイア(quartz-keratophyre)などが含まれている.これらの岩石にはすべてNa量の方がK量よりも多く含まれている[Tomkeieff : 1983].トレーガーはカリ流紋岩をパンテレリア岩と同義としている[Tröger : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む