精選版 日本国語大辞典 「カルガリー」の意味・読み・例文・類語
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カナダ、アルバータ州中南部の中心都市。人口88万8866(2001)。ロッキー山麓(さんろく)の東方80キロメートルにあり、標高1060メートル、半乾燥気候で、冬季にロッキー山脈から吹き下ろす高温で乾燥したシヌック風は周辺の植生に多くの影響を与えている。1875年北西騎馬警官隊の要塞(ようさい)地となったのが起源。周辺は放牧地または小麦畑で、この広大な農牧地域の穀物、家畜の取引地として知られる。また、近郊鉱山、炭田への物資供給地で、鉄道、自動車道の要衝でもあったが、近郊のターナー・バレーで1914年に天然ガス、1937年に石油が発見され、さらに北部で油田が発見されるに及んで、石油都市として急速な発展をした。石油、ガス会社が集中し、市中心部には高層ビルが林立し、カナダ一の人口急増都市となった。石油工業の発展とともに精油、製粉、食品加工、機械製造、化学工業などの工場が多数ある。家畜取引所は現在も重要で、7月に開催されるロデオ大会のスタンピードは有名で、カナディアン・ロッキーへの玄関口にあたり、海外からの観光客も多い。1988年には冬季オリンピックが開催された。
[山下脩二]
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[1864~1915]ドイツの精神医学者。クレペリンのもとで研究に従事。1906年、記憶障害に始まって認知機能が急速に低下し、発症から約10年で死亡に至った50代女性患者の症例を報告。クレペリンによっ...
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