翻訳|carbon paper
カーボンブラックなどの顔料や染料を蠟や油に混ぜて原紙(カーボン原紙)の片面または両面に塗布した複写用薄葉紙。強い筆圧によっても破れないような強度が要求される。さらしクラフトパルプを高度に叩解(こうかい)した39g/m2前後の不透明度の高い紙を使用する。1回だけ使用するシングルユースカーボン紙と多数回使うマルチプルユースカーボン紙があり,前者のうち,ワックス型複写紙(スポットカーボン紙)と呼ばれるものは必要部分だけに塗布(スポット印刷)したものである。タイプライターカーボン紙は10~30回の使用に耐える強度が必要であり,麻を原料としている。最近はノーカーボン紙(感圧複写紙)に押されている。
執筆者:臼田 誠人
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化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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