ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガリア・キサルピナ」の意味・わかりやすい解説
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…前387年その一隊はローマ市を略奪してイタリアを震撼させたが,前2世紀初めまでにはローマ人がこの地域を征服し,ラテン人その他のイタリア人を入植させた。以後ローマ化は急速に進み,おそらくスラがルビコン川を南境として属州ガリア・キサルピナGallia Cisalpina(アルプスの手前のガリア)を設置した。前49年ガリア・キサルピナの全市にローマ市民権が与えられ,前42年には同州はイタリアに編入された。…
…サムニテスの服属後,南部に進出し,タレントゥムと戦い,後者の救援に遠征してきたエペイロス王ピュロスを敗退させた(前275)。こうしてローマは北部のガリア・キサルピナを除いたイタリアを制覇し,プトレマイオス王国と友好条約を結ぶ(前273)など,ギリシア世界と直接関係をもつまでになった。イタリア制覇はラティウム制覇の場合と同様な市民権政策に加え,新獲得地への植民により成し遂げられた。…
※「ガリア・キサルピナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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