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…明治初期には日本にも紹介されたが,登山に使用したのは1910年加賀正太郎がヨーロッパから持ち帰って以来で,このときは三つポケット型であった。その後,29年松方三郎がキスリング型(スイスの製作者キスリング創案の,横に二つポケットのついた型)を持参して以来,これが登山用のリュックサックの主流となった。第2次大戦後ヨーロッパ製の各種の製品が輸入され,材質も帆布が中心であったがナイロン,ビニロンなど軽量のものとなり,形や大きさも利用目的に応じて多様化した。…
※「キスリング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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