精選版 日本国語大辞典 「キップリング」の意味・読み・例文・類語
キップリング
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
イギリスの小説家、詩人。インドのボンベイ(現、ムンバイ)生まれ。イギリス本国で教育を受け、1882年以降インドで新聞記者として活動、かたわら詩集や、『高原平話』(1888)などインド在住のイギリス人を扱った7冊の短編集を出版した。日本、中国、アメリカ、アフリカなどに旅行し、1889年イギリスに落ち着いた。インド駐屯の愛国的イギリス兵を兵隊ことばで歌った詩集『兵営の歌』(1892)、オオカミに育てられる少年や動物を主人公にした児童文学『ジャングル・ブック』(1集・1894、2集・1895)、ラマ僧とインドを旅する少年探偵を描いた小説『キム』(1901)などを発表し好評を博した。いずれも当時の大英帝国の政策にマッチした作品であるが、異国的な、たくましい行動の世界を平易な文体で描いて、内面分析にはまり込んだ大陸文学に新風を吹き込んだ。1907年ノーベル文学賞受賞。
[安達美代子]
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
…少年小説もまたT.ヒューズの《トム・ブラウンの学校生活》(1857),R.バランタインの《サンゴ島》(1857),ウィーダOuidaの《フランダースの犬》(1872),シューエルA.Sewellの《黒馬物語》(1877)のあとをうけて,R.L.スティーブンソンの《宝島》(1883)で完成した。架空世界を取り扱った物語は,J.インジェローの《妖精モプサ》(1869),G.マクドナルドの《北風のうしろの国》(1871),R.キップリングの《ジャングル・ブック》(1894),E.ネズビットの《砂の妖精》(1902),K.グレアムの《たのしい川べ》(1908),J.M.バリーの《ピーター・パンとウェンディ(ピーター・パン)》(1911),W.デ・ラ・メアの《3びきのサル王子たち》(1910)にうけつがれ,ファージョンE.Farjeon《リンゴ畑のマーティン・ピピン》(1921)は空想と現実の美しい織物を織り上げた。さらにA.A.ミルンの《クマのプーさん》(1926)が新領域をひらき,J.R.R.トールキンの《ホビットの冒険》(1937),《指輪物語》(1954‐55)は妖精物語を大成する。…
…イギリスの詩人R.キップリングの物語集。1894年出版。…
※「キップリング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
送り状。船荷証券,海上保険証券などとともに重要な船積み書類の一つで,売買契約の条件を履行したことを売主が買主に証明した書類。取引貨物の明細書ならびに計算書で,手形金額,保険価額算定の基礎となり,輸入貨...
9/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新