キビノクロウメモドキ(読み)きびのくろうめもどき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「キビノクロウメモドキ」の意味・わかりやすい解説

キビノクロウメモドキ
きびのくろうめもどき / 吉備黒梅擬
[学] Rhamnus yoshinoi Makino

クロウメモドキ科(APG分類:クロウメモドキ科)の落葉低木。枝に刺(とげ)がある。クロウメモドキに似るが、枝は紫色を帯び、葉に毛がある。葉は倒卵形で長さ3~8センチメートル。花は黄緑色で、5月に開く。核果は黒く熟す。石灰岩地に生え、本州中国地方四国九州および朝鮮半島、中国東北部に分布する。

[門田裕一 2019年12月13日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む