キャンプ用の設備をもった自動車の日本での呼称。その種類は多く、大型バスの車内を家庭のように仕立てたモービルホーム、家庭のような設備をもつハウストレーラー、中・小型商用車(ライトバン)の中に簡易宿泊設備を施したキャンパーなどがある。中・小型ライトバンをベースにしたキャンパーでは、室内の狭苦しさを回避するために、目的地で屋根を上方に高く延ばせるものや、車体の横からテントを引き出して部屋を広げられるものなどもある。また中・小型トラックやジープ型の多目的四輪駆動車の荷台に着脱式の宿泊室を搭載したものもある。なお自動車によるいわゆるオートキャンプの本場はアメリカであるが、日本でもレジャー時代を迎えて盛んになりつつある。
[高島鎮雄]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…オートキャンプは和製英語。自動車にテントその他の道具を積むか,キャンピングカーを利用して定められた場所(オートキャンプ場)で野外生活を営むことで,自動車の普及とともに発達したレクリエーションの一つである。欧米ではキャンピングカーを利用することが多い。…
※「キャンピングカー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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