普及版 字通 「キ・イ・さしまねく」の読み・字形・画数・意味

15画
[字訓] さしまねく
[説文解字]

[字形] 形声
声符は爲(為)(い)。爲に僞(偽)(ぎ)・譌(か)の声がある。〔説文〕十二上に「裂くなり」とするが、〔公羊伝、宣十二年〕「自ら旌(はた)を手にして、左右して軍を
(さしまね)く」、〔淮南子、覧冥訓〕「戰
(たけなは)にして日
る。戈を
(と)りて之れを
く」のように用いる。〔晏子、重而異者、二〕に「
奪」という語があり、これが「離る」「裂く」の訓に近い。[訓義]
1. さしまねく。
2. あげる。
3. さく、はなす、ちらす。
4. 為と通じ、たすける。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕
サス・マネク・サシマネク・ヘル・サクル・ヒク・ヲシフ・ヘク[熟語]
呵▶・
訶▶・
軍▶・
謙▶・
▶・
譲▶・
損▶・
▶・
奪▶・
卑▶・
避▶・
▶[下接語]
指

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

