クアラルンプール

デジタル大辞泉 「クアラルンプール」の意味・読み・例文・類語

クアラ‐ルンプール(Kuala Lumpur)

マレーシア首都マレー半島中西部、クラン川とゴンバック川の合流点に位置する。19世紀半ばよりすず採掘発展住民多くは中国系。プトラジャヤへの連邦政府機能の移転が進められている。人口行政区158万(2008)。

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精選版 日本国語大辞典 「クアラルンプール」の意味・読み・例文・類語

クアラ‐ルンプール

  1. ( Kuala Lumpur ) マレーシア連邦の首都。マレー半島の南西部にあり、政治文化交通中心地付近で錫(すず)の採掘、ゴム栽培が行なわれる。

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百科事典マイペディア 「クアラルンプール」の意味・わかりやすい解説

クアラルンプール

マレーシアの首都。スランゴール州に属す。マレー半島西部,マラッカ海峡に注ぐクラン川の河口から約80km,ゴンバク川との合流点にある。スズ,ゴム産地の中心。19世紀後半から華人の鉱山労働者の町として発展した。1890年イギリス行政官の駐在所となり,マレー半島の中心地として開発が進んだ。半島を縦断する鉄道が通る。周辺のベタリン・ジャヤ,シャー・アラムなどとともに大都市圏を形成する。同国の経済発展を反映するように,新国際空港,世界上位のペトロナスタワーがある。大学,王宮,博物館,世界最大のモスクがある。130万5792人(2000)。
→関連項目マレーシア

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「クアラルンプール」の解説

クアラルンプール
Kuala Lumpur

マレーシアの首都。マレー半島西部のゴンバク川とクラン川の合流点に形成されたマレーシア最大の都市。1850年代に錫(すず)埋蔵地が発見され,その採掘に従事した華人労働者の居住地から都市へと発展した。80年のスランゴール州イギリス植民地政庁の移転を契機に行政の中心地となり,96年に成立したマレー連合州の首都もここに置かれた。住民の多くは広東系の華人だが,近年はマレー人の流入がふえている。

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