共同通信ニュース用語解説 「クリミア自治共和国」の解説
クリミア自治共和国
ウクライナ南部クリミア半島の大半を占める自治共和国。人口約255万人。面積は四国の約1・4倍に当たる約2万6千平方キロ。ロシア系住民が多数を占める。中心都市はシンフェロポリ。クリミアは1954年、フルシチョフ・ソ連共産党第1書記の命令でロシア領からウクライナ領に帰属変更された。同半島が舞台の19世紀のクリミア戦争で、近代看護の創始者ナイチンゲールが負傷兵を献身的に手当てし「クリミアの天使」と呼ばれた。主要都市ヤルタで第2次大戦中の45年2月、米英両国とソ連首脳がヤルタ会談を開いた。(共同)
更新日:
出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報