クルチアルカロイド

化学辞典 第2版 「クルチアルカロイド」の解説

クルチアルカロイド
クルチアルカロイド
kurchi alkaloid

ホラレナアルカロイドともいう.キョウチクトウ科Holarrhena antidysenteriaおよび同属H.africanaH.conglensisH.wulfsbergiiH.febrifugaなどの種子および樹皮に含まれるアルカロイド総称ステロイドアルカロイド一種である.代表的なものにコネシンがある.インドでクルチ(kurchi)と称し,アメーバ赤痢治療薬として古くから用いられている.in vitro(インビトロ)で結核菌生長を阻害する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

アルツハイマー

[1864~1915]ドイツの精神医学者。クレペリンのもとで研究に従事。1906年、記憶障害に始まって認知機能が急速に低下し、発症から約10年で死亡に至った50代女性患者の症例を報告。クレペリンによっ...

アルツハイマーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android