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袖なしの円形の外衣で,肩から足首までのさまざまの着丈のものがあり,フードをつけることもある。外套,雨具として男女,子どもに着用されてきた。起源は古く,最古の遺品としてはデンマークのボルム・エシェイから青銅器時代の毛織物製半円形の外衣が発掘されている。ケープが流行したのは16世紀スペインで,男子がダブレットという上衣の上に黒い絹製の短いケープを着用した。その後西欧に伝播し,17世紀には黒以外の色のものも見られた。18世紀末から19世紀にかけて大流行し,文学者,法律家,官吏,御者など広い階層に用いられた。女性はクリノリン・スタイルの上に着た。日本には16世紀にポルトガル人によってもたらされ,上杉謙信などの武将が用いた。後に合羽として庶民に普及した。
執筆者:池田 孝江
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…海に突出した陸地の先端部。成因としては,山稜が沈水した場合や,硬い岩石からなるため波の浸食に抗して形成される場合が多い。また砂の堆積で突出する砂嘴(さし)の岬もある。瀬戸内海の岬の多くは沈水山稜タイプであり,太平洋に突出する犬吠埼(いぬぼうさき),伊良湖岬(いらごみさき)などは硬岩タイプである。また北海道の野付崎(のつけざき),神戸の和田岬などは砂嘴タイプである。岬を示す用語としては,岬,崎,埼,碕のほかに角,鼻などがある。…
※「ケープ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
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