コピー
〘名〙 (copy)
① 美術品などの
複製。また、複製すること。比喩的にも用いる。
※外山正一氏の画論を駁す(1890)〈
森鴎外〉一一「複製の画はこれを摹写
(コピイ)画といふなり」
②
文書の
複写。また、複写すること。現在では特に複写機による複写をいうことが多い。写し。
※
風俗画報‐一九号(1890)器財門「猶且圧写用紙
(コッピー)の精好比類なきは、褒文已に詳悉せり」
※
マイクのたわごと(1955)〈平井常次郎〉旅行手帳の落穂ひろい「コッピー部 Copy Department 部員二〇名で、CMの
文句を
考案、
改正、決定する」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
デジタル大辞泉
「コピー」の意味・読み・例文・類語
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コピー
こぴー
copy
一般には模写、複製物、印刷に付すべき原稿、素材などをいうが、広告用語では広告の文章をさす。従来これを「広告文案」といったが、これは「広告図案」に対置した呼称である。広告のコピーには、(1)広告の本文だけ、(2)本文のほかにキャッチ・フレーズやリードを含めた文字の部分全体、(3)イラストや空白部分も含めた広告物の総体、の三つの意味がある。(3)の場合は、たとえばコピー・テスト(広告表現の効果調査)というように特殊な用例に限られる。通常は(2)の意味で、アートもしくはイラストに対応した形で使われている。また、広告本文をボディ・コピー、見出しやリード部分をヘッド・コピーともいう。
[豊田 彰]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
コピー【copy】
➀コンピューターの操作画面において、指定した文字列や画像などを複写すること。複写したデータは一時的にクリップボードに保存され、このデータを他の位置に転写(ペースト)できる。◇複写から転写までの操作を「コピーアンドペースト」という。⇒コピーアンドペースト
➁あるファイルやデータの複製を作ること。
出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
コピー
ファイルやデータを、他の場所に複製すること。ファイルのコピーの場合、あるフォルダにあるファイルを別のフォルダに複写することや、別のディスク上にあるデータを、利用したいディスク上に複写することなどを指す。データのコピーの場合、文字列や画像などのデータを、一時的にメモリーに保管することを指す。コピーしたデータを利用する場合は、ペースト(貼り付け)を行う。
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コピー
画像やテキスト(文章)といったデータ、あるいはデータの一部を複写する機能。コピーしたデータは任意の場所へペースト(貼り付け)できる。ファイルそのものの複製も可能。目的のファイルを異なるドライブへドラッグ&ドロップした場合は自動的に複製する。
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