コンスタンティヌス一世(読み)コンスタンティヌスいっせい

精選版 日本国語大辞典 「コンスタンティヌス一世」の意味・読み・例文・類語

コンスタンティヌス‐いっせい【コンスタンティヌス一世】

(Constantinus I) ローマ皇帝(在位三〇六‐三三七)。コンスタンティウス一世の子。三一三年ミラノ勅令を発してキリスト教公認し、三二五年ニカイア公会議を開いてキリスト教の正統派を決める。三三〇年ビザンティウムに遷都し、コンスタンティノポリス改名した。大帝と呼ばれる。(二七四頃‐三三七

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デジタル大辞泉 「コンスタンティヌス一世」の意味・読み・例文・類語

コンスタンティヌス‐いっせい【コンスタンティヌス一世】

Flavius Valerius Constantinus Ⅰ》[274?~337]ローマ皇帝。在位306~337年。混乱した帝国を再統一し、専制体制を確立。313年ミラノ勅令を発してキリスト教を公認、325年ニカイア公会議を召集アリウス派紛争を調停。330年ビザンチウムに遷都し、コンスタンティノポリスと改名。

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