ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サカツラガン」の意味・わかりやすい解説
サカツラガン
Anser cygnoides; swan goose
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
鳥綱カモ目カモ科の鳥。モンゴルからシベリア南東部、樺太(からふと)(サハリン)、カムチャツカ半島、コマンドルスキー諸島に繁殖し、朝鮮半島、中国北部、一部は日本にも越冬するアジア特産の大形ガンである。全長約87センチメートル。嘴(くちばし)は黒くて長く、頭から後頸(こうけい)に沿って濃い褐色なのが特徴で、顔部がやや茶褐色なので酒面の名がある。日本への渡来は元来少数であったが、1950年(昭和25)ごろまでは20羽内外は千葉県市川市新浜(しんはま)などにみられた。しかし近年は、まれに単独で出現するにすぎない。本種は、中国で家禽(かきん)化されたシナガチョウの原種であるが、繁殖地は奥地の山麓(さんろく)草地や沼地で、その生態に関する報告は少ない。
[黒田長久]
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新