サグラダ・ファミリア聖堂(読み)サグラダ・ファミリアせいどう(英語表記)Iglesia de la Sagrada Familia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

サグラダ・ファミリア聖堂
サグラダ・ファミリアせいどう
Iglesia de la Sagrada Familia

V.カルモナが設計したネオ・ゴシック様式聖堂を,1883年 A.ガウディが新たに設計し直したスペインバルセロナの聖堂。ゴシック様式基礎として,ガウディ独特の生物着想を得た有機的な形態や多彩なタイル装飾は4本の完成した塔に最もよく示されている。工事は第1次世界大戦中も継続され,ガウディの死 (1926) までに翼廊一部が完成された。その後工事は一時中断されたが,現在も建設工事は続行されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android