サッビオネータ(英語表記)Sabbioneta

デジタル大辞泉 「サッビオネータ」の意味・読み・例文・類語

サッビオネータ(Sabbioneta)

イタリア北部、ロンバルディア州の町。16世紀後半、マントバ公国を支配したゴンザーガ家王子ベスパシアーノにより、ルネサンス文化を体現する理想都市を目指して造られた。六角形城壁に囲まれ、王子のために建てられたドゥカーレ宮殿、ゴンザーガ家の霊廟であるインコロナータ教会、ビチェンツォ=スカモッツィが設計した劇場などがある。2008年に「マントバとサッビオネータ」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

アルツハイマー

[1864~1915]ドイツの精神医学者。クレペリンのもとで研究に従事。1906年、記憶障害に始まって認知機能が急速に低下し、発症から約10年で死亡に至った50代女性患者の症例を報告。クレペリンによっ...

アルツハイマーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android