ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サテュロス劇」の意味・わかりやすい解説
サテュロス劇
サテュロスげき
「サチュロス劇」のページをご覧ください。
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…後世ギリシア演劇を代表する悲劇,喜劇などの仮面演劇は,それらの伝統芸能の豊かな素地の上に成立した総合芸術である。
【背景と前史】
現存する最古の悲劇,喜劇,サテュロス劇(合唱団が,酒神ディオニュソスの従者として登場する半獣神サテュロスから成り立っている演劇)はいずれも前5世紀中葉の,アッティカ地方の主都アテナイにおける演劇活動の最盛期の産であり,すでにおのおのの完成した文芸形式にのっとるものといってよい。しかしその段階に至るまでの前史については資料が乏しく,多く推測に基づく仮説が唱えられている。…
※「サテュロス劇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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