デジタル大辞泉 「サーバー」の意味・読み・例文・類語
サーバー(server)
2 料理を取り分けるのに用いる大形のフォークとスプーン。
3 料理を運ぶ盆。
4 コンピューターネットワークにおいて、クライアントからの命令を受けて特定の機能やデータを提供する側のコンピューターまたはソフトウエアのこと。通常、機能ごとに分かれていて、メールサーバー・ウェブサーバー・ファイルサーバー・動画配信サーバー・プリンターサーバーなどがある。
翻訳|server
コンピュータ・ネットワークで、他のコンピュータやプログラムからのリクエストに応じて作業を行うコンピュータやプログラム。それぞれサーバーコンピュータ(マシン)、サーバープログラムなどともよばれる。データの蓄積や処理、ネットワークの中継や管理など、さまざまな作業を行う。サービスを提供する側であるためサーバーとよび、リクエストする側をクライアントclientという。ユーザーがクライアントを操作して出した要求が、ネットワークなどを介してサーバーに送られる。サーバーはそれに応じて各種の処理を行い、その結果をクライアントに戻す。このシステムを、クライアント・サーバーシステムという。
一般的に、1台のサーバーを複数のクライアントで利用する。用途としては、メールの送受信を行うメールサーバー、ウェブページを管理するウェブサーバー、IPアドレスを管理するDNSサーバー、FTPでファイル転送を行うFTPサーバー、ファイルやデータを共有するためのファイルサーバー、データベースを管理するデータベースサーバー、データベース管理システム(DBMS)などと連携して業務処理を行うウェブアプリケーションサーバー、プリンターを制御して複数のユーザーで利用できるようにするプリントサーバーなどがある。それぞれの機能ごとにサーバーを構築するものが多いが、一つのサーバーで複数の機能をもつもの、逆に複数の装置を利用して一つの機能を分散処理する場合もある。利用環境も、ユーザー自身がサーバーを管理するオンプレミス、サーバーのリソースをレンタルするホスティングサービス、必要に応じて機能を利用するクラウドサービスなどから選べる。
[黒川武広]
アメリカの風刺家。オハイオ州に生まれたが,生家は奇行奇癖にあふれており,それがのちに彼の作品に多くの題材を与えたという。また,幼時片眼をけがしたため弱い視力に悩みつづけ,晩年ついに盲目となった。第1次大戦中は暗号係として勤務。その後オハイオ州立大学に戻り,卒業後は新聞記者になったが,1927年に《ニューヨーカー》誌に関係するようになり,以来同誌に短編,随想,寓話,漫文,挿絵などを寄稿し,創刊まもない同誌の人気を高めるとともに,その特異なユーモアも注目を集めた。機械文明のなかにうごめく人間の滑稽さ,迷妄,不安,孤独,悲しみなどを的確にとらえて風刺する。その底には時流を超えた虚無的な宿命観がひそんでおり,アメリカのユーモア文学のなかでも特異な存在として重要視されている。E.B.ホワイトとの共著《性は必要か?》(1929)をはじめ,《ぶらんこに乗った中年男》(1935),《現代寓話》(1940)などがあり,短編《ウォールター・ミティの秘密の生活(虹をつかむ男)》(1942)などは現代アメリカ文学中の秀作として高く評価されている。
執筆者:大橋 吉之輔
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(斎藤幾郎 ライター / 西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2007年)
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…オランダを舞台とするデヨングD.DeJongの《あらしの前》(1943)と《あらしの後》(1944)は感動的だし,デヨングM.DeJongの《コウノトリと6人の子ども》(1954)は心理を深めて個性的である。童話はイギリスから帰化したロフティングH.Loftingの〈ドリトル先生〉の数々の愉快な物語(《ドリトル先生物語》1920‐53)によってこの国に定着し,J.G.サーバーやデュ・ボアW.P.Du Boisを経て,ホワイトE.B.White《シャーロットのおくりもの》(1952)が生まれた。1960年代以降は本家イギリスのファンタジーを追う様々の試みがあるが,U.K.ル・グインが傑出し,ほかはアレゴリーの域を出ない。…
※「サーバー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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