精選版 日本国語大辞典 「ザルツマン」の意味・読み・例文・類語
ザルツマン
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ドイツの汎愛(はんあい)派教育者。牧師であったがバゼドウに招かれてデッサウの汎愛学院で宗教を教え(1781~1783)、ゴータ侯の援助でシュネッペンタールに学校を開設(1784)。ザルツマン学校とよばれ、教育目標に「思考、忍耐、行動」を置き、作業と体育を重視した全人陶冶(とうや)を目ざし、教育方法の心理化と共同生活の訓練による道徳の涵養(かんよう)を強調。家庭的雰囲気を重んじ個性伸長の少人数教育を実践しながら『カニの小本』(1780)、『アリの小本』(1806)を著す。ルソーの影響を受けて自然主義の立場を推進し、進歩的思想を発展させたが、一方、封建勢力と結び付いてその代弁者となり(1801)、反ヒューマニズム的と非難もされた。
[増渕幸男]
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…共同宿泊をともなう点で遠足と,また学習目的が複合的であり複数の目的地を周遊する点で臨海学校,林間学校,合宿などと区別される。C.G.ザルツマン,シュトイKarl Volkmar Stoy,ラインWilhelm Reinらドイツの教育者により,18世紀後半から19世紀にかけて自然学習および身体訓練の目的をもって唱道され組織された徒歩旅行Wanderungen,教育旅行pädagogischer Reisenなどの影響を受けつつも,日本独特の性格をもつ学校行事として展開された。初代文相森有礼による兵式体操重視方策の一環として,1886年2月高等師範学校男子部が千葉県銚子へ実施した行軍旅行が端緒とされる。…
※「ザルツマン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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