精選版 日本国語大辞典 「シェニエ」の意味・読み・例文・類語
シェニエ
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フランス18世紀最大の詩人。フランス人の外交官を父に、ギリシア人を母として、コンスタンティノープル(現イスタンブール)に生まれる。5歳よりパリに住む。軍隊生活ののちスイス、イタリアを旅行、1787~90年にはロンドンのフランス大使館に勤務。フランス革命に共鳴し、激動の革命のなかに身を投ずるが、革命の過激化とともに反対の立場にたつ。4か月の牢獄(ろうごく)生活ののち、テルミドールの反動の前日に処刑された。生前にはほとんど詩は知られていなかった。代表作には『若きタランチーヌ』『若き囚(とら)われの女』のような短詩形式の、牧歌、田園詩、哀歌、叙情詩や、ホメロスを歌った『盲人』、形而上(けいじじょう)詩『ヘルメス』などの長編詩がある。古典文学、とくに古代ギリシアの詩の影響がみられる。獄中で書いた『風刺詩』には恐怖政治に対する絶望が語られている。最後の古典派とも最初のロマン派ともよばれているが、詩句に諧調(かいちょう)や柔軟さを与える詩法上の革新は、ロマン派へとつながるものであった。その生涯、とくに革命期のシェニエの姿は、イタリアの作曲家ジョルダーノによってオペラ『アンドレア・シェニエ』(1896初演)に描かれている。
[原 好男]
『谷長茂・佐貫健訳「シェニエ詩集」(『世界名詩集大成2 フランス編1』所収・1960・平凡社)』
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