出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
『旧約聖書』において、モーセに率いられてエジプトを脱出したイスラエルの先祖が、神ヤーウェと契約を結び(いわゆる「シナイ契約」)、モーセを介して十戒をはじめとする諸律法を神から与えられた、と伝えられる山(「出エジプト記」24章ほか)。神ヤーウェは、『旧約聖書』の古い伝承のなかで、「シナイのお方(かた)」(ゼー・シーナイ)ともよばれており(「士師記」5章5節)、シナイ山はイスラエルの神ヤーウェ(崇拝)の起源の地であったらしい。その位置はかならずしも確定しえないが、伝統的には現在のシナイ半島南端のシナイ山、別名「モーセの山」(2285メートル)がそれであったとされている。
[月本昭男]
シナイ山麓に6世紀中ごろに建設された聖カトリーナ(カテリーナ、エカテリニ)修道院が2002年、ユネスコ(国連教育科学文化機関)により「聖カトリーナ修道院地域」として世界遺産の文化遺産に登録された(世界文化遺産)。
[編集部]
化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...
5/20 小学館の図鑑NEO[新版]昆虫を追加
5/14 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新