シャー・セバン族(読み)シャー・セバンぞく(その他表記)Shāh-sevans

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャー・セバン族」の意味・わかりやすい解説

シャー・セバン族
シャー・セバンぞく
Shāh-sevans

イランの東部アゼルバイジャンの民族。「王の護衛隊」の意味で,イラン立憲革命では王朝側の軍勢となって,タブリーズモジャーヘダーン (市民軍) と戦った。言語はトルコ語方言を使用し,約 20万人のうち半数遊牧に従事し,他の半数が定住している。遊牧民は夏はホーイ付近へ,冬はアラス川付近へ移動する。騎馬が巧みである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む