ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シュマルカルデン同盟」の意味・わかりやすい解説
シュマルカルデン同盟
シュマルカルデンどうめい
Schmalkaldischer Bund
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宗教改革時代にドイツの新教派諸侯、帝国都市が結んだ同盟。神聖ローマ皇帝カール5世が1529年のシュパイエル国会で新教の容認を拒否し、30年のアウクスブルク国会で新教派の「アウクスブルク信仰告白」をも否認すると、31年新教派諸侯、帝国都市は、ザクセン選帝侯、ヘッセン地方伯を指導者として中部ドイツのシュマルカルデンSchmalkaldenに同盟し、信仰のために圧迫を受けた場合の相互援助を約した。同盟はフランス、イギリス、デンマークにも援助を受けるために働きかけ、国内でも加盟する諸侯、都市が増大したが、内部に対立があり、46年カール5世により起こされた同盟制圧のためのシュマルカルデン戦争(~1547)で皇帝派に敗北し、瓦解(がかい)した。
[中村賢二郎]
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1530年12月,中部ドイツのシュマルカルデンで,プロテスタントの帝国諸侯,帝国都市が,カール5世の福音主義弾圧政策に対抗してみずからの共通利害を守るために結成した同盟。トリエント宗教会議の開催を契機に,この同盟と皇帝側との間にシュマルカルデン戦争(46~47年)が勃発したが,同盟はその内的な分裂によって戦いに敗れ,瓦解した。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
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