ショート
(short)
[1] 〘語素〙 短いの意。「ショートトリップ」 〔外来語辞典(1914)〕
[2] 〘名〙
①
卓球で、台の近くに位置し、ボールがバウンドした直後、その球勢を利用して打ち返す
打法。攻撃が早く
意表をつくところに
特長がある。短打法。
③ ゴルフで、ボールが目的の場所に届かず
手前で止まることをいう。
※蛇と鳩(1952)〈
丹羽文雄〉
投機「早いとこショートかせいだね」
※
鴛鴦の間(1955‐56)〈
舟橋聖一〉五「蔦子はショートにした頭を振るようにして」
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デジタル大辞泉
「ショート」の意味・読み・例文・類語
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ショート
ある通貨を売り持ちにしている状態をいいます。たとえば、ドル/円で「ドルショート」という場合は、ドル売り・円買いを行なっていることを意味します。この場合、ドル安・円高が進むほど利益を得ることができます。ただし、為替取引においては、買っている通貨の金利を受け取り、売っている通貨の金利を支払うことになりますから、「ドルショート」の場合に、ドル金利のほうが円金利よりも高いと、ポジションを持っているあいだはその金利差に相当する部分がコストとしてかかることになります。したがって、金利が高い通貨をショートするときには、短期で取引を終えるようにしないと、金利コストによって利益を食われることになるので、注意が必要です。
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ショート
日本語では短絡。回路の途中で、絶縁されている部分が何らかの原因で直接接触し、瞬時に過大な電流が流れる。家庭ではブレーカーという器具で、この過大電流を切断する。
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
ショート
short circuit
短絡ともいう。電気回路や装置,設備の一部が,絶縁不良などのため電気的に連結され,そこに大電流が流れ,回路,装置,設備が本来の機能を失うこと。
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ショート
電気的に接続されていること。一般的には意図しない接続がされていることを指す。
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世界大百科事典内のショートの言及
【短絡】より
…ショートともいう。正常な状態またはふつうの使用条件では,電圧を発生している2点間を導体で接続すること,または接続されてしまう事故などをいう。…
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