ジギトニド

化学辞典 第2版 「ジギトニド」の解説

ジギトニド
ジギトニド
digitonide

一般に,3位にβ配置OH基をもつステロイドが,ジギトニンとの間に分子比1:1で形成する安定な難溶性の分子化合物総称.その沈殿反応をジギトニン反応という.3α-OHでは沈殿がみられないことから3β-OHステロイドの分離精製に用いられるが,この通則には例外も多い.生成したジギトニドからステロイドを分離するには,ジギトニドをピリジンに溶解し,エーテルを加えるとジギトニンが沈殿し,ステロイドがピリジン中に残ることを利用する.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む